歯周病 | 医療法人喜心会(𠮷岡歯科)吉岡歯科|矯正歯科|インプラント|審美歯科



歯周病とは

歯周病は歯槽膿漏(シソウノウロウ)とも呼ばれている歯肉の病気で、成人のほとんどは歯周病にかかっているといっても過言ではありません。歯を失う原因は虫歯よりも多いと言われ、知らないうちに歯ぐきの骨がなくなる病気です。

磨き残しなどによる歯垢(プラーク)の中には歯周病菌が増殖、歯を支える土台である歯周組織や骨を破壊し、歯を失ってしまうのです。主な原因は歯垢(プラーク)ですが、 糖尿病などの全身の病気やタバコを吸うなどの生活習慣が、歯周病を引きおこしたり悪化させる原因にもなっています。

歯周病の種類

歯周病は歯の表面につくプラーク:歯垢(細菌の塊り)によっておこる文字通り「歯の周りの病気」です。歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎と、 歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に分けられます。世間一般で言われている歯槽膿漏は、成人性歯周炎をいいますが歯周病には、その症状、病態によっていろいろな種類があります。

■歯肉炎

歯石やプラークが原因で歯ぐきに炎症を起こし歯ぐきが赤くはれて出血し易くなります。この時期であれば歯石をとって毎日規則正しい歯みがきをすれば完全に良くなります。


■軽度歯周炎

骨(歯槽骨)が歯根の長さ1/3程度まで消失したもの。歯肉の炎症が進行すると歯と歯肉の付着器官が溶け、歯周ポケットができます。また歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け始めます。


■中等度歯周炎

骨(歯槽骨)が歯根の長さの1/3~1/2程度まで消失したもの。炎症がさらに悪化すると歯槽骨が溶けて歯根部が露出し、冷たいものや熱いものがしみたりすることもあります。歯石が歯周ポケットの奥にますます付着し歯肉が腫れ、膿がでてきます。 口臭も徐々にひどくなり歯を支えている骨(歯槽骨)の吸収により歯がグラグラ動きます。


■重度歯周炎

骨(歯槽骨)が歯根の長さの1/2以上消失したもの。


歯周病の直接の原因はプラーク(歯垢)ですが、「口腔内の環境」や「生活習慣」の中には間接的に歯周病を引き起こしたり、悪化させたりするリスクファクター(危険因子)が潜んでいます。歯周病予防には、適切なブラッシングでプラークを取り除くことと歯周病のリスクファクターを少なくすることが大切です。

最近の研究で、歯周病細菌が血液の中に入って身体の中に運ばれ、心臓病や肺炎などの病気を引き起こすリスクファクターになっていることがわかってきました。

歯周病予防や早期の治療は全身の健康のためにも大切です。

妊娠中のケア&治療

妊娠中に歯のトラブルで苦労されている女性は意外に多いものです。体の変化だけでもつらくなって来る上に、歯までトラブルを起こしてしまうと、飲める薬なども制限されていますので、完全に治すことが出来ない可能性もあります。 このようなことを予防する為には、妊娠するまでに治療を受けることをお勧めします。

赤ちゃんが出来る前に治療を済ましておいたらよかったと思いながら歯医者さんに訪れてくる妊婦さんはとても多くおられます。妊娠初期は胎児が生成している時期で、妊娠末期は各臓器が発育する時期ですので、歯の治療は妊娠中期に行なわれたほうがより安心です。

治療を受ける際は、お医者さんに妊娠の事実をちゃんと伝えるようにしてください。あとは私たちと一緒に頑張りましょう。





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